先日、昔は・・・と、
岡村建業として昔は頼まれていたのに
今は頼まれなくなってしまったものを思い出していました。
1・踏み台
2・鯉のぼりの柱立て
です。
1の踏み台は、新築の家に限らず、昔は何だかんだと頼まれたものです。
そして、その踏み台の裏には、どこの家庭でも
造った人の名前が書いてあって、使用開始年月日が書いてあったものです。
"代々大事に使うもの"のひとつだったのです。
2の鯉のぼりの柱立ては、鯉のぼりを揚げる為の通し柱の様な柱を、何人かの人力で立てるのですが、それを固定する為の支えの木(柱)とセットで頼まれました。
というより、それは、大工さんの大事な仕事のひとつでした。
鯉のぼりの時期には、それを待っている家が何軒かあり、
それは、岡村建業の季節を感じる行事でもありました。
遠くからも見える、空を雄大に泳ぐ鯉のぼりを見る事は、
本当に無くなりました。
かつて、岡村建業にも、ようやく誕生した男の子(社員の岡村和彦君です!)の為に、3代目義一郎が、沖之郷一大きくて立派な鯉のぼりを揚げました。
そして、その鯉のぼりを揚げるために使った柱の高いこと高いこと。
風の強い日は、よく鯉のぼりが脱走?脱飛?して、とんでもないところに飛んでいってしまったりしたものです。
総出で柱をロープと梃子の原理を使って持ち上げていく光景は、
もう見る事は、一生無いのでしょうね。多分。
今は踏み台も、鯉のぼりも、100円均一で買える時代です。
ほんとうに、これも時代ですね。
(2009.06.11)
毎朝のニュースは、結構為になることを言ったりするものです。
ま、憂鬱になることもありますが・・・。
これからの時期、夏型過敏性肺炎という肺炎にかかる人がいるそうです。
主に家の中のカビが引き起こす病気で、
解決策は、湿気の多い時期に旅行をするとか、
家の住み替え、または改修をおすすめするというような事も
言っておりました。
原因として、家の気密が良くなったことがあるそうです。
と、いうよりかは、サッシの歴史を見てきている私たちにとっては、「だよね・・・。」と。
ここ数年で、サッシの性能は大きく変わりました。
気密が良くなって当たり前です。
そこで、換気がうまくいかなければ、やはりカビは生えてきます。
高気密・高断熱住宅(岡村建業ではSWを採用しています)の家の場合、
冬場は勿論ですが、ジメジメした日に快適さを感じる方が多いようです。
高気密・高断熱の家の様に計画換気をしないまでも、
風が抜ける間取りや工夫を考えることは重要ですね。
昔からのその土地の伝統的な日本家屋を考えれば、
そこがどんな気候で、どんな暮らしなのかがわかります。
そこへ色々な新しいものが入ってきて、バランスが崩れてしまったのでしょうね。
何に於いても、バランスというのは大事ですよね。
(2009.06.09)
太田市沖之郷町、本日降りそうでなかなか降らない、
どんよりとした天気です。
以前より、今年久々に行う事を宣言しております『岡村建業まつり』の概略が、段々と決まってきました。
まだ準備段階ですので、もう少し先のお楽しみとしておきますが、
今回は、創業100年のおまつりという事で、
以前とはまた少し違ったイベントにしていこうと考えています。
ちょっと今からワクワクしてきた感じです。
そのワクワク感が、伝わるでしょうか?!?!
今日は、またひとつ、素敵な出会いがありました。
きっと、その積み重ねで、岡村建業の仕事は成り立っているのだと思います。
100年という年は二度とやって来ません。
後悔の無い様に頑張ろうと、社長も社員も決意を新たにした日でありました。
まずは報告まで。
有言実行。有言実行。
※おまつりは11月の終わりごろから12月初めのどこかの日曜日になります。
決まり次第、お知らせ致します。
(2009.06.05)
今朝のTVで、『200年住宅』の取り組みについて
特集していました。
この『200年住宅』という考え方、
そもそも、誰が最初に言い出したのでしょう。
岡村建業でさえ、4代、今年で創業100年です。
その倍の年月で、時代はどう変わっていくのでしょうか。
岡村建業の100年という月日の中には、
太平洋戦争だってありました。
水道だって、下水道だって、100年の月日から考えたら、
引かれたのは何時でしょう。
社長の子供の頃は、井戸水だったし、岡村建業の斜め前の明治43年築の茂木家だって、ガス灯跡が残っているのですから、時代はえらく変わったものです。
その時代の変化たるや、想像を絶する単位ではないでしょうか。
これから200年住宅を造っていくとして、200年に亘る何代もの世代に大切にしてもらえる家を造るというのは、
並大抵の覚悟ではいけないのではないでしょうか。
それは造る側、住む側にも言える事ですし、200年に対応できる材料や耐久データもしかり。
誰が考えたのでしょう。
本当に。
今、現在200年を耐え抜いて現存している建物はどれくらいあるのでしょうか。
そして、法律はどうなっていくのでしょうか。
そもそも、日本は、踏んばっていられるのでしょうか。
200年愛される家を造ること。
それが出来たなら、こんなに凄い事はありません。
耐震偽装とか、施工ミスとか、売りっぱなしとか、
そんなことでは乗り切れるはずがありません。
『住まう』という事について、もっと意識を向上させることが大切なのでしょうね。
岡村建業の創業100年の倍と思ったら、気が遠くなってしまったものですから・・・。
(2009.06.04)

太田市沖之郷町M様邸、外壁塗り替え工事が終了しました。
やはり、要所要所での適切なメンテナンスは、
家を長持ちさせる秘訣でもあります。
大事に住んでいただいてありがとうございます。
落ち着いた、重厚感のある色に仕上がりました。
M邸、岡村建業ととっても近いのです。
沖之郷といえば、太田市民もすぐには解らない、栃木県との県境の小さな町?村?です。
とはいえ、昔は、魚屋さんや、酒屋さん、駄菓子屋さん、雑貨屋さん、生活に必要なお店がありました。
そして、飲食店はひとつもありませんでした。
今、沖之郷にはラーメン屋さん(最近オープンして、毎日行列です・・・)と、中華料理屋さん(岡村建業の裏にあります。ランチは特に沢山の種類があって、ボリューム満点です)
昔からある雑貨屋さんと、新たにコンビニエンスストアが加わりました(岡村建業駐車場の隣)。
沖之郷も変わりました。少しだけ・・・。
しかし、変わらないものもあります。
なんと、沖之郷町には信号がひとつもありません(笑)。
そうそう、昔は子供たちは、おつかいに行くと、店の引戸をガラガラっと開ける時に、「くーださーいなー!!」と言ったものです。
そうすると、店の奥の座敷からゆっくり出てくるのです。
お店のおじさんやおばさんが。
3、4回呼んで、やっと来るっていう時もありました。
のどかな風景でしたね。今思い出すと・・・。
これからも沖之郷町の色々を、ご紹介していければと思っています。
(2009.06.02)
先日のテレビで「太陽光発電で借り換えローン詐欺」という特集をやっていましたが、近頃は、怪しいセールスの電話が多いのです。
今、会社にかかってきた電話は、太陽光発電ではありませんが、
会社の電話には“非通知”の表示。
しかも、出ると、電話口がガヤガヤしています。
そんな会社、信用できますか?
非通知のことを聞きましたら、
「あ、申し訳ありません」と、いかにもウッカリミスでしたと言わんばかり。
会社名を聞くと、一応会社名を言いました。
もちろん聞いたこともない名前です。
用件を聞き、「確認して、こちらから再度お電話します」と言いまして、電話番号を聞こうとすると、
「プープープー」と切れました。
そんなものです。
まったく、朝から不愉快な電話でした。
「明細を今すぐ調べてください」とか、「光熱費の無駄」とか「安くなる」とか、
そんなキーワードで電話してくる人は怪しいのです。
基本的に。
一度切って、一呼吸おいて、考えてみるべきですね。
(2009.06.01)
近頃は、『食育』という言葉を目にしたり、耳にしたりします。
また、『地産地消』という言葉も。
建物について置き換えてみました。
材木の匂い、わかりますか?
削りたての木の匂い、柔らかい肌触り。
木によって、色、匂い、肌触りも違うのです。
食べるまではいかないですが。
地産地消。
県産材とはいきませんが、『日本の木』を使った家。
そんな家を、これからも造っていけたらと思っています。
これが、なかなか難しいのです。
今の時代。
『建育』ってとこでしょうか。
それを唱えるのは、やっぱり大工さんでしょうね。
大役ですね。
(2009.05.29)

山口土建の会長さん(通称やまさん☆)より
朝採り野菜のお届けものが。
このやまさん、とっても働き者で、土木工事の他、畑や田んぼもかなりやっています。
仕事が始まる前の時間に、チャチャッと畑仕事。
そして、「いるかい?」と、恥ずかしそうに軽トラでやって来る姿がなんともカワイイ(ごめんなさい)。
旬の野菜は勿論ですが、ちょっと季節をずらして作っている野菜がなんともありがたい。
特に少~し季節外れの春菊はとっても嬉しかったですよ。
今回は、巨大小松菜と、デカ人参。
やまさんと似て、野菜もダイナミックです!。
優しくて、親切で、力持ち(ここぞという時に役に立つ)・・・
それは、やまさんなのです。
そういえば、会社やお施主さんの家々がダウンバーストの被害に遭ってメチャクチャだったときも、真っ先にかけつけてくれて、重機で倒れたものや木を片付けてくれました。
・・・その他にも思いあたる事が沢山あるのです。
フッと頭をよぎるあの日のこと。(2009.03.17)
どうでも良い話ですが・・・(2009.04.01)
(2009.05.28)