昨今の『エコ』。
簡単に"エコ"と使って良いものか・・・と思うこともしばしばです。
ある時、ある歌手が、「みんなエコエコ言ってるけど、もっと大きな意味を考えた方がいい」と言っていた事がありました。
何をどうすればエコなのか。
難しい問題です。
先日、お施主さんのKさんの奥様より、
「先月の電気料は7千円切ってます」と。
K様邸は、夫婦+子供1の3人家族。
高気密・高断熱(SW)、オール電化、エコキュート。
電気代が7千円ですよ・・・。
ハイテク住宅にして、エネルギーを極力使わないというのも、
『エコ』なのですよね。
昨日のTVで、東大の前総長の住宅が紹介されていました。
高気密高断熱、ソーラー使用、オール電化、エコキュートという仕様。
ソーラー以外、Kさんと変わりありません。
前総長の計算では、設備投資にかけた金額は、13年で元が取れるということでした。
日々の少しずつの生活にかかる燃料費というのは、
1年単位、10年単位で考えていくと、
大きな『差』となって表れてきます。
快適で節約でエコで・・・
その先にあるのは『得』ということですね。
羨ましい話です。
というよりかは、落ち込みます。支払っている燃料費の現実に・・・。
(2009.07.06)

昨日、管材メーカーさんが、写真の"ブツ"を売りに来ました。
たまに、本来の仕事とは何ら関係のない商品を紹介しに来たりするのです。
これは、ホッチキスです。
コピー用紙40枚を重ねて綴じるものは今までもありましたが、これは、押した感じが軽いのです。
丁度新築の家の見積書等は、これくらいの厚さになりますから、
重宝すること間違いなしです。
と、いうことで、ついつい買ってしまいました。
良く見ると、Gマーク(グッドデザイン賞受賞マーク)が付いていました。
厚い紙を綴じる仕事がある方、是非試してください。
文具も、どんどん進化していますね。
(2009.07.03)
今日はシトシト雨が降っています。
日本らしい季節ですが、外で働いている職人さんたちは、
毎朝、天気予報が気になります。
職種によっては待機しなくてはなりません。
住宅の工事に関しては、雨で喜ぶという人は、あまりいないのではないでしょうか。
岡村建業の特徴を考えてみました。
「和風」といっても、「和風」のなかにも色々とあります。
世間でいう「和風のイメージ」とはどんなものなのでしょう。
展示場の住宅メーカーの家を想像される方もいらっしゃるのでしょうね。
以前、誰かの会話で、「うちは和風なんだ」「じゃあ、○○?」と、展示場のある住宅メーカーを言っていたことがありました。
それはちょっと私達からしてみると、衝撃でした。
世の中、大手メーカーばかりではない事を理解していない人もいるという事実に・・・!
話を戻しますが、
「和風」と一概に括るというよりかは、
バランスが大事だと思っています。
大雑把に言いますが、
岡村建業の住宅における特徴は、
『至ってシンプル』だと思っています。
時代に敏感に、良い物を大事に、良いものを生み出す人を大切に、勿論、住まう人を想いながら・・・。
そうやって出来上がる家は、やはり『至ってシンプル』。
その原点は何かを考えると、
『茶道』なのだと思うのです。
???と思う方も多いかと思いますが、
『茶道』の話はまたの機会に・・・。
(2009.07.02)

(有)岡村建業も参加しております「国家プロジェクト」の
『大工育成塾』が塾生説明会を開催します。
その説明会締切日がもうすぐです。
『大工さん』になりたい人、ここでしっかりとした知識と技術を学ぶのも、
1つの道ではないかと思います。
(有)岡村建業では、お預かりした塾生の定方君が一昨年、
3年間のカリキュラムを終了し、修行先である岡村建業で継続して働いています。
もう一度言います。
『立派な大工さん』になる為の学校が、
国からの援助により、実現しました。
『大工さん』になりたい人。
説明会に行ってみては如何でしょうか。
それにしても、『国』が決めたことって、
『県』や『市』で盛り上がらないんですよね・・・。
何でだか、そういう図式なんですよ。
またその逆も然りですが・・・。
これはちょっと残念に思うことです。
それより何より、群馬県の大工さんでも盛り上がらない。
後継者を育てる事に対しても、意識改革が必要かもしれません。
地道に頑張るのみ!前進あるのみ!
良いと思ったことは、貫く!
岡村建業らしく・・・。
最寄の町の大工育成塾受け入れ工務店がありますでしょうか?
http://www.daiku.or.jp/builder/tokyo.html
(2009.06.26)
今日は本当に暑いです。
沖之郷町の田圃も、この間麦畑だったのに、あっという間に水田に早変わり。
田圃の水に強い日差しがキラキラ反射して、これは今でなくては見られない景色ですよね。
これから夏がやってくるという時期になんですが、
『岡村建業100周年まつり(仮題)』の日にちが一応決定しました。
11月の最後の週の日曜日、29日に開催致します。
なんといっても今年は創業100周年。
みなさんに感謝の意を込めまして、精一杯頑張ろうと思っています。
手づくりのあったかなイベントになれば良いな・・・と、
おぼろげながら浮かんでは消えるアイデアを
何とか形にしようと模索中でございます!
ご来場頂いた皆さんの記憶のどこかに残るような、
そんな事が実現できたら素敵ですよね!
そう、有言実行です。
しかも、ブログで言ってしまっております・・・。
岡村建業の未来は明るいのです!
有・言・実・行です☆
(2009.06.23)
先日テレビで、昔と違い、最近の国会の野次の質が良くないという特集をしていました。
それをみて、ふと思い出しました。
現在の社長(建一)と奥さん(千恵子)が結婚する時の話。
千恵子の実家にあいさつに行きました。
そこで千恵子の父(吉明)は、建一の父(3代目義一郎)に向かって、
「どんな環境にも染まるように育てましたから」と言いました。
すると、義一郎、
「あっしがカンナで削って角を取りますから・・・」と返しました。
昔の人は、粋なことを言うものです。
かつて吉明は、桐生で糸を扱う仕事をしていました。
そして、義一郎は勿論大工。
そのひとから出る言葉、人生を感じませんか?
国会の野次の今昔の映像から、粋な祖父達を思い出した
社員ヤスヨでした。
申し遅れましたが、古川康代と申します。
社長・岡村建一の娘です。
(2009.06.22)
今日は梅雨空です。霧雨が降ったり、止んだり。
こんな日は、SWの家のお施主さん達のことを思い出します。
「快適なんだろうな~・・・」と・・・。
建てておいてなんですが、羨ましいのです。
湿気る時期は、特に思います。
ところで今日のタイトル、
「ブログとHPへの想い」ですが、
小規模の工務店でも出来ることを頑張ろう!と始めた事のひとつです。
いつも、見てくださっている方のことを想像しながら、
あまり脱線しないようにと心がけながら更新しています。
家を建てることを頑張っているのは当たり前のことです。
本業プラス、何とか時代に追いつく為に、
今、岡村建業の皆が感じていること、気づいたこと、ちょっと教えたいことなどを、発信出来たらと思っています。
岡村建業としての新たな出会いも、少しばかり期待しながら・・・。
どこで建てたというよりは、誰に建ててもらったと言われるような、そんな家造りが出来たら、こんな嬉しい事はないですからね。
太田市沖之郷町の『大工さんち』は、地道に頑張っています!
(2009.06.18)
いよいよ沖之郷町も田植えの季節となりました。
この時期、農道は、やはり、農家のための道なんだなぁと実感します。
稲の苗床が道の脇にズラーっと並び、車で通るのが申し訳ないくらいです。
もう少しすると、水田から水が見えなくなり、緑のジュータンが広がります。
その奥には山々が遠くに見えます。
関東平野の終わりならではの風景ですよね。
お知らせするのが遅くなってしまいましたが、
6月9日(火)~21日(日)に、今井酒造店 喫茶室『かぜくら』にて、金田晃陶芸展が開催されております。
金田晃さんは、先日内覧会がありました"太田市H様邸"のトイレカウンターの手洗いボウルを造って頂いた足利在住の陶芸家です。
陶芸展の後に、喫茶室で珈琲・紅茶(酒造のお酒の仕込み水を使用しているそうです)や、特製シフォンケーキなど、いかがでしょうか。
とはいえ、21日までの開催です。
ちょっとお知らせが遅すぎましたね。
申し訳ありません。
みなさんお誘い合わせの上、ご来場頂ければと思います。
喫茶室 かぜくら
http://www.nihonsyu.org/sakagura04-1/
しもつけ窯(金田晃さんの工房)
http://www.shimotuke-gama.com/
(2009.06.17)