
もうすぐこどもの日ですね。
以前のブログに"鯉のぼりの柱立て"の話を載せました。
岡村家の男の子孫誕生の記念に
3代目義一郎が揃えてくれた鯉のぼり。
その鯉のぼりを泳がせる為の柱、
写真に電信柱が写っていますが、
それよりも高い柱でした。
とにかく立てるのは大仕事、また、鯉のぼりを朝夕揚げ降ろすのも大変でした。
風の強い日には鯉はどこかの田圃へ泳いでいってしまったり・・・。
大工という家業、その大工さんの家に生まれた男の子、
大工さんだから出来る鯉のぼりの柱、
遠くからでも見える吹流しと鯉のぼり。
5月が近づくと、懐かしい雄大な鯉のぼりの姿が目に浮かびます。
岡村家の大切な大切な思い出の1枚です。
2009/6/11ブログ記事
これも時代ですね
(2010.04.23)
今日は寒いですね。
このところ、体が気温に追いつかないです。
現場の大工さん達も、帰って来ると
「寒かった」「暑かった」と日によって感想が違います。
今年は何だか変な春ですね。
クロワッサンという雑誌があるのですが、
4月10日号より、
辰巳芳子さんの連載が始まりました。
1回目は「筍の下拵え」。
"素材がもつ性にしたがって扱うべし"
"また、扱えるひとになってほしい"
これって、大工道そのもの。
木の性を知ることで、それをどこにどうやって使うかはわかるのです。
それを扱えるというのが、大工さん。
そうあってほしいし、また、そうあるべきと思っています。
だから、日々勉強。日々精進。
そして、発信。
クロワッサンP7 是非ご一読を。
■参考:クロワッサン(マガジンハウス)
(2010.04.16)
よく、『自由設計』という言葉を目にしたり耳にしたり。
本来、『自由設計』とわざわざ言わなくても、
本当は『あたりまえ』のことではないかと思っています。
法規や構造、敷地、資金等の制約は仕方のないことですが、
例えば、壁の色、材質、キッチンのメーカーやグレード、
クロスや襖紙、床板・・・
3種類の中から選ぶとか、それ以外ならオプション料金とか、
そんなことを聞いたりすると、
不思議で仕方がないことがあります。
それは、建てる側の都合であって、
お施主さんの都合ではないですよね。
こんなに色々な材料やメーカーがありますが、
私たちがお薦めするのはこれとこれ。
という“提案”なら解るのですが、
この家にはこの中から。それ以外はオプション・・・というのは、
私たちの仕事では考えにくい事です。
お施主さんが一番何に重きをおいているか。
そして、それを知るために、理解するために、
日々の勉強というのは大事だと思っています。
『自由設計』なんて当たり前です。
だって、同じ家なんて、1つもありませんもの。
どこまでも自由ですが、
岡村建業は、『岡村建業らしい家』を建てています。
“温度を感じる家”。
そんな感じになるように・・・。
『岡村建業らしさ』+『お施主さんらしさ』=『家』
そんな『家』が出来上がるように・・・。
(2010.04.07)
先日のお施主さんとの打ち合わせで、
色々ショールームをまわって、どこに決めるかという段階だったのですが、
「○○と○○はショールームの案内の接客が良くなかった」ということを聞きました。
そして、その事も加味した上で、その商品を選択肢から外したということでした。
そういうことは、私たち提案する側にも、実はあるのです。
ショールームに行って、商品のことについて質問をしたりしますが、的を射ていない答えや、対処の仕方で、ちょっと「え?」と思うことがあります。
商品をどう設置するかや、その商品に対しての絡んでくる工事の事、そんなことを解っているスタッフがいるところは、
やはり打ち合わせがしやすかったり、何かとスムーズにいく事が多いのです。
それは来社する営業さんにもいえることです。
勉強しているか、その会社の製品を把握しているか、他社の製品を理解しているか、そんなところも『つかう・つかわない』の選択肢には大きく影響するのです。
今の時代、選択肢が沢山ありますが、それ故に、
『温度』の伝わるような仕事が出来れば良いですね。
何にでも言えることではないでしょうか。
襟を正す日でもありました。
先日、岡村建業100年まつりにも参加頂いた『アトリエmado』さんのお絵かき教室にお邪魔してきました。
昨日は、遠方から、近くに家を計画されている方が岡村建業で施工した住宅を見学に来られました。
3軒見学頂いたのですが、どのお施主さんも綺麗に住んで頂いていて、工事の時の思い出話をしたり、和気藹々と、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
見学の方も、そんな私たちの幸せな気持を感じて下さったのではないかと思います。
出会いが広がるというのは、本当に素敵なことですね。
お施主さんの家を訪問すると、いつもそう思います。
(2010.03.29)
今朝のニュースで。
あるファーストフード店では、
『店産店消』を目指しているそうです。
お店で使う分の野菜を、店の中で栽培し、使いたいだけ使うということだそうです。
廃棄量の減少、いつでも新鮮で美味しいものを提供できるというのがメリット。
もう1つの『自産自消』は、人材派遣会社のオフィスの至る所に野菜が。
緑の中で心を豊かにし、優しさのある仕事をするために栽培されているそうです。
収穫された野菜は社員が食べるのだそうです。
自分達で作って、自分達で食べるということで自産自消と呼んでいるそうです。
(参考・TV朝日番組より)
食べ物については、安全や栄養などの意識が高くなってきている気がします。
では家はどうでしょう。
自然の木(あえてそう呼びますが・・・)の家に住んでいる人はどれくらいいるのでしょう。
気の香りのする家に住んでいる人はどれくらいいるのでしょう。
人の手の温もりを感じる家に住んでいる人はどれくらいいるのでしょう。
家にあてはめるのは難しいですね。
ちょっと今日のタイトルからは少し脱線しているような気がしますが、
今日のテレビをみて、「なるほど」と思った反面、
日本の農業の行方は?ということが頭を過ぎったのです。
そして、家のこと。
国産の木を使った住宅は、基本的にはあまりありません。
残念ながら・・・。
前回のブログで、屋久島の友人の事を書きましたが、
屋久島の林業も大変な事になっているそうです。
どこでも林業は衰退する一方です。
そこから考えても、国産の家を建てることがどんなに大変か。
国産より外国産の木のほうがはるかに安いのですから。
農業であれ、林業であれ、建設業であれ、みんなが『これがいいね』という
うまい方法があるのでしょうか。
日本が元気になる方法があるのでしょうか。
何にしても、『温度』の伝わるものが良いと思うのですが・・・。
(2010.03.18)

太田市よりはるばる屋久島へ移住した友人より
屋久島産のたんかんが送られてきました。
ダンボールを開けると、フワーッと甘い香りが部屋中にひろがります。
一度送っていただいたのがとっても美味しかったので、「もう一度送って!」とお願いしたのです。
たんかんは、皮が薄くて、たっぷりジュースが詰まっています。
味も◎です。
是非事務所へお立ち寄り下さい。
というより、たんかん、食べに来ませんか?という感じでしょうか・・・。

先日、事務所の隣のコンビニへ支払いに行きました。
「サクラ、咲きましたね~!綺麗ですね~!」と、
店員さんに声をかけられました。
「へ?」「咲いてます?」
「咲いてますよ~!」
お恥ずかしい限りですが、気付かなかったのです。
サクラが咲いていたことに・・・。
事務所は一気に春モードです。
窓の外に日に日に増える花びらをチラチラ眺めています。
今更ですが・・・・。
サクラさん、ごめんなさい。という感じでしょうか・・・。
屋久島の友人は屋久島でダイビングショップを営んでおります。
屋久島へ行かれる方はダイビングを是非こちらで!
http://www.yakushima-dive.com/
(2010.03.16)
TOTOより郵便物が届いていました。
開けてみると、
『常時生産品を4色に集約いたします』
と書いてあります。
衛生陶器・便座の常時生産品カラーを4色に集約するとのこと。
バブル崩壊以前には、ワインレッドや、紺などの濃いゴージャスな色があり、結構需要もありました。
バブル崩壊後、次々と濃いカラーのものは姿を消していきました。
そして、ハーベストカラー(アースカラー)と呼ばれるような、
ハーベストベージュ・ハーベストブラウンという色が登場しました。
また、ピンクやブルー系(水色)の色も、少し白の分量の多い柔らかな色へと変化しました。
そして今年、さらにその中から、
売れ筋商品の4色が常時生産品として販売されることとなった訳です。
私達も、便器のカラーを選んで頂くとき、
トイレについて言えば、
便座部分や、フタは、一番動かすところゆえ、一番ダメージを受けやすいですから、永く使っていくうちには、交換しなくてはならない場合もあります。
便座の交換の時に廃番となったり、微妙にカラーが違わないようにと、この4色の中でおすすめする事が多いのです。
なので、これで良いのでしょうね。
TOTOのチラシを見ながら、
昔流行したよね・・・と、
あんな時代もあったよね・・・と、
濃い色の便器や浴槽を懐かしく思い出しておりました。
まさに、時代を反映する商品たちですね。
●ホワイト●ペールホワイト●パステルアイボリー●パステルピンクの4色となります。
そうそう、昔廃番になった濃い色は、水アカが目立つんですよ。
思った以上に・・・。
(2010.03.15)

昨日は全国的に雪でしたね。
岡村建業のあります太田市沖之郷町の代表的な風景、
『碓神社(からす様)』の定点写真です。
ここは昔から何も変わっていない風景です。
平地にポツンと神社のある景色というのも、
最近では珍しくなったのではないでしょうか。
そうそう、昔から変わらないといえば、
太田市沖之郷町には、信号がひとつもありません。
中心を県道が通っていますので、交通量は結構あるのですが、
信号はないのです。
だからなのか、スピード違反の検挙をするのに適した場所なのかもしれません。
車で通る方、お気をつけ下さい。
来週より足利市にて規模の大きいリフォームが始まります。
(2010.03.10)