今朝のニュースで。
あるファーストフード店では、
『店産店消』を目指しているそうです。
お店で使う分の野菜を、店の中で栽培し、使いたいだけ使うということだそうです。
廃棄量の減少、いつでも新鮮で美味しいものを提供できるというのがメリット。
もう1つの『自産自消』は、人材派遣会社のオフィスの至る所に野菜が。
緑の中で心を豊かにし、優しさのある仕事をするために栽培されているそうです。
収穫された野菜は社員が食べるのだそうです。
自分達で作って、自分達で食べるということで自産自消と呼んでいるそうです。
(参考・TV朝日番組より)
食べ物については、安全や栄養などの意識が高くなってきている気がします。
では家はどうでしょう。
自然の木(あえてそう呼びますが・・・)の家に住んでいる人はどれくらいいるのでしょう。
気の香りのする家に住んでいる人はどれくらいいるのでしょう。
人の手の温もりを感じる家に住んでいる人はどれくらいいるのでしょう。
家にあてはめるのは難しいですね。
ちょっと今日のタイトルからは少し脱線しているような気がしますが、
今日のテレビをみて、「なるほど」と思った反面、
日本の農業の行方は?ということが頭を過ぎったのです。
そして、家のこと。
国産の木を使った住宅は、基本的にはあまりありません。
残念ながら・・・。
前回のブログで、屋久島の友人の事を書きましたが、
屋久島の林業も大変な事になっているそうです。
どこでも林業は衰退する一方です。
そこから考えても、国産の家を建てることがどんなに大変か。
国産より外国産の木のほうがはるかに安いのですから。
農業であれ、林業であれ、建設業であれ、みんなが『これがいいね』という
うまい方法があるのでしょうか。
日本が元気になる方法があるのでしょうか。
何にしても、『温度』の伝わるものが良いと思うのですが・・・。
(2010.03.18)