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改革!

何だか硬いタイトルですが。

来週より新築工事(大工工事)が太田市で始まります。
現在はJIOの検査も無事終了し、基礎工事をしています。
大工さん達は、準備と平行して、
作業場内をより機能的に、潤滑に作業をするため、
どうしたらやりやすいかを考えながら、整理整頓の毎日です。

以前、お施主さんより、"工場が綺麗だったから"ということで、
リフォームを依頼されたことがありますが、
工場が木くずでいっぱい・・・という会社もあるようです。
そんなこともあり、整理整頓はわりかし出来ていると思っておりました。

しかし、先日社長が出張の際に見学させて頂いた会社があるのですが、
その会社内部の画像をみて、とにかく綺麗で整理整頓されているのに、
社員一同驚いたのです。
画像からでも、機械等に油が付いている感じもありません。
工具箱もピカピカ。

とにかく、『もっときれいにしよう』という事になりました。
未来の岡村建業への準備の第一歩。
なんだかみんなで"ああしよう""こうしよう"と
前向きにディスカッションしている姿は良いものですね。

まさに今、岡村建業では、『改革!』という感じです。

(2010.05.28)

つくるつなぐつづくのつなぐ

かねてから、『つくる つなぐ つづく』という
ことばを使っていますが、
この中の、"つなぐ"について。

最近は、HPやブログのおかげなのか、
『オカケンブログ』という言葉を覚えていただけることが増えました。
小さな工務店からでも、発信できる時代になったということを
特にHPを開設してからの6年は、肌で感じています。
通信の発達はめまぐるしいですね。
インターネットからほど遠かった社長・岡村建一でさえ、
「HPみて下さいね!」と、方々で言っています(笑)。

今ではPCも、岡村建業にはなくてはならないツールとなっています。

時代に追いつけるように、また、置いていかれないように、
これからも
もうひとつの『つなぐ』ものとして
HP・ブログを大事にしていこうと思っています。

感謝。

(2010.05.20)

パパトコクラス!

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9日の日曜日、岡村建業社員+こどもたちが
『パパトコクラス』に参加してきました。
HP 行って来ました☆あんなとここんなとこ でも昨日御紹介しましたが、
岡村建業100年まつりに参加いただいた
通園バッグや洋服を作っている『グラムス』の松平さんが代表をなさっている、
パパとこどもたちの『パパトコクラス』。
パパトコクラスでは、これからツリーハウスに挑戦するそうです。
ツリーハウスをつくるまえに、木工に慣れ親しもう!ということで、
桐生市松原橋公園でプランターづくりに挑戦しました。
パパたちが見守るなか、こどもたちの釘を真剣に打つ姿は、なかなか良いものですね。
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私たちは家業ゆえ、玄翁(とんかち)や、釘や、木材等は、日々目にするものですが、子供たちにとっては、大工さんの道具って、魅力的なんですよね。
みんな真剣に取り組んでいました。

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出来上がったプランターを乾かしているあいだに、木陰でお弁当+おたのしみ

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終わりには、松平さんによる絵本の読み聞かせ。

岡村建業の『つくる つなぐ つづく』と『パパトコクラス』。
どこか共通するものがあるのではないかと思っています。

パパトコクラス詳細はこちらから↓
http://papatoko.exblog.jp/

(2010.05.11)

委ねるという選択肢

現在は、足利市にて大きなリフォーム工事、また、太田市や桐生市で新築工事が始まりますので、準備に追われているところです。
最近、近況をブログにアップしておりませんでしたので、
報告です。

委ねるという選択肢・・・という今日のタイトル。
このことについて、何日か考えていました。
『家を建てる』過程は様々です。
決まったプランがあるわけではありませんから、
土地の形状や、方位、その家族の暮らし方、
また、これからの暮らしのこと。
いろいろなことをひとつひとつクリアしていきながら、
最終の図面となります。

そして、その打ち合わせの過程には、住んできた家に対する思い入れ、
未来の家への希望、要望、また、他愛もない雑談だったり、
はたまた夫婦喧嘩の仲裁になることだってあるのです。

ですから、『家を建てる』という過程から完成、その後・・・。
その家に対しては、私たちつくる側にも沢山の『思い』が詰まっています。

過程と一口に言っても、『住まう』ことに同じ道などありませんから、提案したことが即OKとなることはまずありません。
ですが、建築のプロとしていま出来ることを、精一杯頑張っています。

『委ねるという選択肢』も、1つの方法だと思います。
これは、つくる側にも、お施主さんにも当てはめられますね。

『委ねる』ことで、新たな発見があるのかもしれません。
たまに、そんな風に思う時があります。
少し、勇気が要りますが・・・。

(2010.05.10)

これから見頃です

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足利フラワーパークの藤が見頃です。
御存知の方、また、行った事のある方も大勢いらっしゃるのではないかと思います。
足利フラワーパークでは、今、新緑の頃の花々が咲き乱れ、
大変な賑わいです。
なかでも有名な大藤。
特に夜のライトアップされた藤は圧巻です。
北関東方面に行かれる方は、是非、この時期に行かれてはいかがでしょうか。

足利フラワーパーク http://www.ashikaga.co.jp/index2.html

(2010.05.07)

旧・井上房一郎邸(高崎市)

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今日はめずらしく、2回更新です。

高崎市の旧井上房一郎邸(現在は高崎市が管理)の日本庭園が、昨年秋からの改修工事を終え、今月から一般公開されています。

井上房一郎(1898~1993)が井上工業社長のとき、
親交の深かったチェコ生まれの米国建築家、アントニン・レーモンドの自宅兼事務所「笄町の自邸」(東京麻布・現在は消失)が気に入っていたことから、アレンジして邸宅を建築した。

以前、民家再生リサイクル協会のイベントで、
高崎哲学堂(井上房一郎邸)の見学会がありまして、
井上邸に行ったことがあるのですが、
今の時代でも、「住んでみたい」と思う素敵な邸宅です。
是非この機会に見学されてはいかがでしょうか。

※そのときの写真がどこかにあるのですが、見つかりませんでした。見つかり次第ご紹介します。

■参考・引用:上毛新聞

(2010.04.28)

りんごの行商さん

今日、事務所に、昨年も来たという
津軽なまりのあるりんごジュースの行商人が来ました。
とっても人柄がよく、話も上手。
付け加えて、なんだか温かみのあるなまりに、社長、ついついたくさん購入。
黒酢とりんごのジュースと、りんごジュースです。

ところでこの行商さん、
「社長、日本はどうなっちゃうんだろう・・・?」と社長に問いかけます。
田植え前の時間を使って会社で行商に来ているらしく、今年の売れ行きが、前年よりも酷いのだそうです。
東京の町工場の多い蒲田。
いつも沢山買ってくれる会社へ行ってみると、更地になっていたり、廃業していたり、マンションが建っていたり。
とにかく何だかおかしなことになっていたそうです。
その話、本当なのでしょうね。

行商で、日本の経済がやばいことになってる・・・ということを
ひしひしと感じたそうです。

でも、その行商さんが言っていました。
「ここのうちだって、俺達りんご農家だって、良いものをつくっていれば、必ずわかってくれる人がいる」と。
「保育園だって、子供達に本当のりんごジュースを与えたいってところもあるんですよ」と。
「偽物(香料で味付けしたようなもの)が沢山あるなかで、選んでくれる人がいる」と。
住宅に当てはめてみても、同じ事がいえるのです。

“似たようなもの”“似せたもの”という製品が沢山溢れているなかで、“ひとがつくる”“本当のものをつくる”ことをしていくのは大変な事かもしれません。
でも、そこを踏んばる事で、その先に何かが見えてくると信じています。

共感し、盛り上がった行商さんと社長、最後に硬い握手をして別れました。
1年に1度の再会も、悪いもんじゃないですね。

そうそう、「青森といえば美人すぎる市議?」
と言ったら、
「あれは八戸、俺達は津軽。八戸と津軽は仲が悪い!」
って言っておりました・・・。

(2010.04.28)

家を建てる時に大切なこと

「坪単価はいくらですか?」
こう聞かれる事が、最近は特に多いです。
ですが、即答出来ないのです。
よく広告や雑誌等で、坪単価○○円!などと掲載されていますが、
決まったプランなどある訳も無く、
土地の形状も違えば、家の形も違う。
まして、キッチンや風呂・トイレ、給湯設備のグレートも違う。
その中で、坪単価を決めることは出来ないのです。

この点は、質問を頂いた方に説明しても、
なかなか実感がわかない方が多いようです。

どちらかというと、建築費として、どのくらいを目安に考えているか・・・という方がわかりやすいですね。
そして、どんな暮らしを望んでいるか。
これは建築費を考える事と前後する事もあるでしょうが、
プランを考えていく上で、意外とシャープになっていくことも
あるのです。
「あ、なるほど」という風に。
また、私たちが反対に、
「あ、なるほど」と思うこともあるのです。
ですから、打ち合わせは大切なのです。

坪単価を即答出来ないというところは、
そんなところにあるのです。

私たちが考える『家を建てる時に大切なこと』。
それは、『誰に託すか』という事だと思っています。

その家のその先、その家族のその先・・・ひっくるめて大切なのです。
目先の『坪単価』より、家造りには大切なことがあるのです。

“岡村さんちに頼んでよかった”と言われるように・・・。

(2010.04.26)