Discover Japan 2月号を見ていてこの言葉が目にとまりました。
家を建てる時にまず考えること。
「誰に託すか」であってほしいと思っています。
その「誰」を考えることは、今の世の中、もしかしたら大変なことなのかもしれません。
情報はあふれ、選択肢は無限にあります。
近くの懇意にしている大工さん なんて言葉はあまり聞かなくなってしまいました。
家を建てるという仕事を生業にしている私たち。
世の中の流れ。
そのバランスを保つには、やはり、家を建てる者が情報をキャッチする力を持っていなければならない。
反面、今、日本の優れた技術や製品が見直されてきているという流れも大きく感じています。
そこで、「職人の背景を知る」。
どういうことをしてきて、現在があるのか。
この人に託せるか。
全て仕事にあらわれているのです。
人となりを知る。
そこから家を考えてみるというのも、ひとつの方法であると思います。
だから、職人は、日々精進。
だから、岡村建業も、日々精進。
これしかありません。
(2015.01.13)