ふと思いついたタイトル。
いつも思うのです。
選択肢がとてもとても多いこの時代。
私たちは、ずっと家を建てることを生業にしているわけですから、
なんで?と思ってしまいがちなのですが、
家を建てるとき、誰に頼むのか、何処に頼むのか、
そこで迷われる方は多いのではないでしょうか。
また、通信の発達は近年めまぐるしく、
携帯電話からでもインターネットに簡単に繋がることによって、
更に情報量が増えていることも、選択肢が多くなった理由の一つなのではないかと思います。
どこの街にも住宅展示場があって、住宅メーカーのCMは毎日のように流れます。
ホームセンタは連日大盛況。リフォーム工事まで請け負う時代。
虚しさを感じてしまうこともあります。
私たちが一番大事に思っていること。
住まう家を、『誰』に頼み、『誰』が建てるか。
『誰』が大事なのです。
家というのは、本来そうやって建ててきたのではないでしょうか。
それは、建てる私たちが、その家を責任をもって見守るということでもあります。
主治医みたいなものでしょうか。
工務店、大工さん、その他の建築のプロフェッショナルたち。
更に頑張る時が来ているのだと心に刻み、日々努力の毎日です。
■もちはもちや
その道のことは、やはり専門の者に任せるのが良策であるということ
そろそろ、もちはもちや。
そんな時代になってくれたら良いなと願いを込めて・・・。
(2013.01.21)