昨日、現場から帰ると、
遠方の大学で建築を学んでいるという学生の方から電話がかかって来ました。
夏休みを利用して、見学に来たいとのこと。
「お役に立てるかどうかはわかりませんが、喜んで」と、お返事しました。
“大工さん”に興味があるというだけで、
こちらはワクワクしてしまうものです。
自分の大切に手がけた家に、大切に住んで頂いていること。
その家が、次の世代、そのまた次の世代に、
少しずつ形を変え、住まわれていくこと。
“大工冥利に尽きる”という言葉がピッタリのような気がします。
“大工冥利に尽きる”
それは、商売ということからは、
何だかかけはなれた言葉ではあるような気がしますが、
『岡村さんに建ててもらった』と言って頂けることが、
何よりの幸せなのです。
この気持ち、伝わります様に!!
(2011.08.25)