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30年というスパン

最近「30年一括借りあげ」というアパートを良く見る様になりました。
色々な会社で導入しているのでしょうね。
ただ、30年をどう運営していくのか、
どうして30年なのか・・・と疑問に思う事があります。
少子高齢化が進んで、借りる人口より、戸数の方が多くなったりはしないのでしょうか。
空き室ばかりになったらどうするのだろう・・・とか、
倒産したりした場合、その後はどうなるのだろう・・・とか。
"大きなお世話"と思いつつ、後ろ向きに考えをめぐらせています。
反面、自分達の今やっている仕事を考えた時、
時には悩み、立ち止まりながらも、
家を造っていけるということは、とっても幸せなことなんだよな・・・と思うのです。
統計では、30年弱で建替えるというのが今の日本の現状です。
だからなおさら、30年というスパンに敏感なのかもしれません。
それじゃ、困るのです。
大工さんの造る家がそんな事じゃ、困るのです。

(2009.05.26)