近頃、『減築』という言葉を目にしたりするようになりました。
岡村建業でも、ライフスタイルの変化から、"広すぎる家をもう少しコンパクトにしたい・・・"というご希望のお施主さんが多くなりました。
先日のH様邸内覧会でも、平屋で二人の暮らしで、バリアフリーで・・・という所を重要視されている方が多かったのが印象的でした。
ただ、『減築』にも考えなくてはいけない事があります。
やはり、基礎の問題、シロアリ等の問題、水廻り(水道管等含む)等の問題、間取りの問題。
どこまでを残し、どう新しくしていくか・・・。
柱があって、屋根があって、間取りがあって、はじめて家にの形になるわけですから、制限される事も出てきます。
そして法律も。
ですが、これからの時代、『減築』という考え方もひとつの方法ではないかと考えています。
そして、その家が、次の世代へと引き継がれていくような、そんな「愛される家」を造っていけたら良いなぁ・・・と思います。
(2009.04.28)