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岡村建業らしさ

群馬県太田市、今日は凄く風が強いです。
空は真っ青です。
現在大工さんはH邸を終え、桐生市のI邸の大和塀の準備に
取りかかっています。
久々の木塀の仕事です。
最近はあまり見なくなりましたね。
昔ながらの木塀、いいものですよ。

ところで、家を建てるとき、
岡村建業では出来る限りお施主さんと相談して決めていきます。
ただ、全体の完成のイメージというのは、
パースや模型があったとしても、なかなか判りにくいものだと思います。
まして、養生がビッチリしてある現場においては、
全体像を把握するのは難しいと思っています。
また、完成しても、家のこまごましたものが搬入されてくると、
同じ間取りがあったとしても、まるで違う家となるのと同じで、
家に関る人たちの全てが同じ部屋を想像できるというのは
あまり無いのではないかと思うのです。
そこで、できるだけ造る側としての気持ち・思いを伝える事と、
造る側が、住む側の気持ち・思いを感じ取れるか・・・が重要になってきます。
そのバランスに、時には悩む事もあります。
最終的に、『岡村さんちに造ってもらってよかった・・・。』
と、言ってもらえる様に、
日々悩み、考え、努力するのです。

(2009.02.17)